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無電解NiめっきしたWC粉末を用いたWC-(Fe-Ni)合金の作製

無電解NiめっきしたWC粉末を用いたWC-(Fe-Ni)合金の作製

倉本 英哲  隠岐 貴史  安保 弘利(*1)  松木 一弘(*1)
          

 無電解Niめっきを施したWC粉末(WC/Ni粉末)と純鉄粉末の混合粉を放電焼結することで、Fe‐Ni合金をバインダー相とするWC/Ni-xvol.%Fe(x=050)超硬合金を作製し、その機械的特性について調査した。得られた結果は以下のとおりである。
 焼結温度を一度923Kで2時間保持し、その後1273Kに上昇させて緻密化するプロセスによって、均質な組織形態で、バインダー相が主としてオーステナイト化したFeである高相対密度のWC/Ni- x vol.%Fe(x=10~50)圧粉体を作成することができた。x =30の圧粉体で最大曲げ強度(σU)は最大となり、その値は約1.9GPaであった。また、xに対する曲げ弾性率の変化挙動は、ナノインデンテーション試験より求められるWC粒子及び各バインダー相の押込み弾性率を用いて、複合則によって表すことができた。

キーワード:WC系超硬合金、放電焼結、Fe-Niバインダー、最大曲げ応力

(*1)広島大学大学院工学研究科


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無電解NiめっきしたWC粉末を用いたWC-(Fe-Ni)合金の作製(869KB)


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