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「線形構造解析結果と実験結果の比較検証を通じて学ぶ解析モデル作成のポイント」
~JSCES標準に準拠した工学シミュレーション~
CAEを行ううえで、設計目的に合致した結果を得るためには、適切なシミュレーション計画を作成し、それを実施する必要があります。
本研修会では、構造解析ワークショップを通じてJSCES(日本計算工学会)標準に準拠した工学シミュレーション方法を学んでいただきます。ワークショップでは、壁面に取り付けたブラケットを対象として、構造解析計画の策定、荷重試験機による実験、市販ソフトウェアによる解析、実験結果との比較検証、実製品への展開の検討等を行います。 これから構造解析等を始められる方にも参加していただける内容ですので、ぜひ御参加ください。
■日 時
令和3年1月28日(木) 9時 ~ 1月29日(金) 12時 ※詳細は、内容をご覧ください。
■講 師
横浜国立大学大学院環境情報研究院 准教授 松井 和己 氏
株式会社計算力学研究センター 第四技術部 課長 岡田 光代 氏
■内 容
(1)1月28日(木)9時~12時
〇 JSCES(日本計算工学会)標準に基づく工学シミュレーションにおける検証と妥当性確認についての解説
・シミュレーションを活用するうえで理解しておくべきこと
・適切なシミュレーションを行うための取り組み
(2)1月28日(木)13時~17時
〇ミドルレンジCADを用いた実習
・基本操作の説明とブラケットのモデリング
・ブラケットをサンプルとした解析操作の説明
〇ブラケットの性能評価のための解析条件の検討
・シミュレーション計画の立案
・解析結果の検証と妥当性確認のための荷重試験方法の立案
〇ブラケットの荷重試験(動画の聴講)
(3)1月29日(金)9時~12時
〇シミュレーション計画に基づく解析
・境界条件や荷重条件などを変更しながらの解析
〇解析結果の解説
・構想解析結果の評価、改善点の検討、実製品への展開
・解析条件の違いによる差についての説明
※ソフトウェアはSolid Edge(SIEMENS PLM Software)を使用します。
■開催方法
Web会議ツール、Google Meetによるリモート講習会
※解析ソフト用PCやインターネット接続環境などを御準備いただく必要があります。
別紙の「解析・シミュレーション研修会を受講いただくための環境について」を御確認の上で、御検討をお願いします。
■定 員 6社(先着順)
※解析ソフトの操作を行っていただくのは6名ですが、本研修会では、ブラケットを題材とした解析や実験の計画等において、講師と参加者との活発な意見交換を予定しています。
そのため、1社あたり複数名の御参加を歓迎します。(協議を参加企業ごとで行っていただいて発表してもらう等)
担当部署は問いませんので、ぜひ、積極的に複数名でお申込みください。
■対象者
企業にお勤めの方で、構造解析の基本を学びたい方
(暴力団又は暴力団関係者の方はお申込できません。)
■参加費
無料
■申込み方法
下記の申込方法のいずれかでお申込みください。
■申込締切日
令和3年1月14日(木) 締切日前に申し込みを締め切る場合もございます。
お申込み確認後、参加の可否をメールでお知らせします。確認のメールが届かない場合は当センターまでご連絡ください。
■新型コロナウィルス感染症対策についてのお願い
感染拡大による当センターの業務停止、講師の体調不良等、不測の事態が発生した場合には、研修会の延期や中止を決定する場合がありますので、ご了承ください。
■開催案内
開催案内のダウンロードが令和2年度解析・シミュレーション研修会ご案内.PDFからできます。
■申し込み及び連絡先
公益財団法人広島市産業振興センター工業技術センター
システム技術室 担当: 田中真美
〒730-0052 広島市中区千田町三丁目8-24(広島市工業技術センター内)
Tel: 082-242-4170 Fax: 082-245-7199
電子メールアドレス tanaka-m@itc.city.hiroshima.jp